先日横浜の学会に行った際、分身ロボットカフェの出張ブースがあったので入ってみました。このカフェは2021年6月に日本橋でオープンしており、外出が困難なスタッフ(パイロット)が分身ロボットを遠隔操作してサービスを提供しています。

私を担当してくれたのは「くどぅ」さんでした。SNSにアップしてもよいと了承頂いておりますので、その時の様子を載せてみます。当日の横浜はよい天気でしたが青森は雪で大変とのこと。いずれにせよ外出が困難なのですが、分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」は自宅から操作するので問題ありません。コーヒーは「OriHime-D(オリヒメディー)」が運んでくれました。これは別のパイロットが操作されていました。

運営する株式会社オリィ研究所のコンセプトは、テクノロジーによる人々の新しい社会参加の形を実現することだそうです。パイロットを受付業務で雇用している企業もあります。また、オリヒメの個人向けレンタルサービスも行っており、例えば単身赴任のお父さんの分身として自宅に置いておくことも可能です。SkypeやZoomなどは2次元画面ごしの対面ですので、パイロットとしてはそれらとあまり変わらないかもしれませんが、3次元のロボットが動くのを見る側はやはり臨場感が違います。いろいろな使い方の可能性があると思いました。