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乳腺外来

約1/9人(開業当時は約1/11人)に発生する「乳がん」は子宮がんや卵巣がんなどの「婦人科がん」全体の2倍以上にもなりますが、日本人の受診率は諸外国の中でも低く、検査を受けやすい環境が必要です。ところが、乳がん検診・婦人科検診を一度に両方受けられるクリニックはまだ多くありません。乳がんでよく見られる石灰化像を見つけ出す能力が高いマンモグラフィーは、77%の乳がんを検出すると言われています。とはいえ、若い人や日本人に多い高濃度乳腺の場合にはマンモグラフィーでは見えにくいため、乳腺超音波検査が威力を発揮します(当院には資格を持った超音波技師が在籍しています)。一緒に検査をすると91%(最近のデータでは96%)の乳がんを発見することができると言われ、2人の医師によるマンモグラフィーの二重読影と超音波検査による「総合判定」が現在のところ理想的な乳がん検診です。当クリニックでは遠隔読影を導入して2重読影を行い、総合判定にも対応することができます。

放射線技師は検診マンモグラフィー撮影認定を持っており、2022年には日本乳がん検診精度管理中央機構により施設認定されています。さらに、トモシンセシス(3D)対応のマンモグラフィーや、「乳がん」判定に役立つエラストグラフィー機能を搭載した乳腺エコーを備え、病理検査も行っています。なお、3Dマンモグラフィーは2Dマンモグラフィーだけの検査と比べて浸潤癌が41%多く発見されたとの報告があります。当院の機種は3D撮影を追加しても被爆が少ないですし、横浜市の検診(2D画像が横浜市医師会で二重読影されます)の際にオプションで追加することも可能です。また、乳房圧迫による痛みが軽減されていますので、是非、お試し下さい。触診を希望されなければ女性スタッフのみの検査になります(触診は女性スタッフと共に院長が対応致します)。

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