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院長ブログ

体外受精後妊娠の不正出血と自然流産の関係 (2024.02.29更新)
自然妊娠において、不正出血があると自然流産のリスクが高くなることが知られています。過去の報告によれば、不妊治療後の約1/3に出血が起こる可能性があり、自然流産のリスクが高くなることが示唆されます。また… ▼続きを読む

流産を予防する生活習慣と治療  (2024.01.31更新)
流産を予防するための生活習慣や治療についてのレビューがあったので紹介します(Fertil Steril.2023;120:951-954)。最近のシステマティックレビューやメタアナリシスによると、果物… ▼続きを読む

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の新しい診断基準 (2023.12.31更新)
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は性成熟期の女性の5~15%程度と言われていますが、2024年12月に日本産科婦人科学会からPCOSの新しい診断基準が公表されました。PCOSの表現型には人種差があるため… ▼続きを読む

乳がん術後の萎縮性腟炎に対する治療 (2023.11.30更新)
2014年に海外で提唱されたGSMという概念は、腟とその周辺の慢性的な炎症や萎縮した状態と、それに伴う腟や尿道の刺激による症状のことです。日本では、2019年に日本産科婦人科学会がGSM(Genito… ▼続きを読む

円錐切除後にHPVワクチンを接種しても効果があるか? (2023.10.31更新)
子宮頚がんや中咽頭がんの予防目的にHPVワクチン接種が有効であるというエビデンスが蓄積されています。日本でも男性への公費での接種について、2022年8月から会議が再開されているようです。 今回の話題… ▼続きを読む

体外受精での出産後に自然妊娠する割合 (2023.09.30更新)
先日、2021年に体外受精で出生した子供は11.6人に1人だったとの報道がありました。体外授精が保険診療になったことから、2022年や2023年の集計が出ると、もっと割合が増えることが予想されます。 … ▼続きを読む

授乳回数が多いほど乳がんが少なくなる理由 (2023.08.29更新)
今回は2023年7月のNatureにオンライン掲載された論文のプレスリリースを紹介します。 <乳がん発生の進化の歴史を解明―ゲノム解析による発がんメカニズムの探索―> がんは1個の異常に増殖す… ▼続きを読む

経口避妊薬による実際の効果 (2023.07.30更新)
経口避妊薬による有効率や失敗率は、これまで必ずしも実際の使用状況を反映しているわけではありませんでしたが、今回、実際の内服状況による妊娠予防効果が報告されていました(Obstet Gynecol.20… ▼続きを読む

ブライダルチェックにおける肝炎ウイルスの確認の意義 (2023.06.30更新)
日本のB型肝炎ウイルス(HBV)感染患者は130~150万人、C型肝炎ウイルス(HCV)感染患者は90~130万人と推定されています。ほとんどが母子感染ですが、大人では性交渉で感染することもあります。… ▼続きを読む

腟レーザー治療について (2023.05.30更新)
最近、腟萎縮や女性の尿失禁向けのレーザー治療機器の広告が届くようになりました。腟レーザー治療で効果があったと満足している方もいるようですが、高い治療費を払って何の効果もなかったという方も多いようです。… ▼続きを読む

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