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院長ブログ

乳がん術後の萎縮性腟炎に対する治療 (2023.11.30更新)
2014年に海外で提唱されたGSMという概念は、腟とその周辺の慢性的な炎症や萎縮した状態と、それに伴う腟や尿道の刺激による症状のことです。日本では、2019年に日本産科婦人科学会がGSM(Genito… ▼続きを読む

円錐切除後にHPVワクチンを接種しても効果があるか? (2023.10.31更新)
子宮頚がんや中咽頭がんの予防目的にHPVワクチン接種が有効であるというエビデンスが蓄積されています。日本でも男性への公費での接種について、2022年8月から会議が再開されているようです。 今回の話題… ▼続きを読む

体外受精での出産後に自然妊娠する割合 (2023.09.30更新)
先日、2021年に体外受精で出生した子供は11.6人に1人だったとの報道がありました。体外授精が保険診療になったことから、2022年や2023年の集計が出ると、もっと割合が増えることが予想されます。 … ▼続きを読む

授乳回数が多いほど乳がんが少なくなる理由 (2023.08.29更新)
今回は2023年7月のNatureにオンライン掲載された論文のプレスリリースを紹介します。 <乳がん発生の進化の歴史を解明―ゲノム解析による発がんメカニズムの探索―> がんは1個の異常に増殖す… ▼続きを読む

経口避妊薬による実際の効果 (2023.07.30更新)
経口避妊薬による有効率や失敗率は、これまで必ずしも実際の使用状況を反映しているわけではありませんでしたが、今回、実際の内服状況による妊娠予防効果が報告されていました(Obstet Gynecol.20… ▼続きを読む

ブライダルチェックにおける肝炎ウイルスの確認の意義 (2023.06.30更新)
日本のB型肝炎ウイルス(HBV)感染患者は130~150万人、C型肝炎ウイルス(HCV)感染患者は90~130万人と推定されています。ほとんどが母子感染ですが、大人では性交渉で感染することもあります。… ▼続きを読む

腟レーザー治療について (2023.05.30更新)
最近、腟萎縮や女性の尿失禁向けのレーザー治療機器の広告が届くようになりました。腟レーザー治療で効果があったと満足している方もいるようですが、高い治療費を払って何の効果もなかったという方も多いようです。… ▼続きを読む

精子のHPV感染と不妊症・不育症との関係 (2023.04.30更新)
前回はHPV感染とがんの関係についての情報でしたが、今回は初めて原因不明の不育症と精子のHPV感染との関係について調査された論文の紹介です(Fertil Steril.2003;119:410-418… ▼続きを読む

HPVワクチンについて (2023.03.31更新)
2023年4月1日から9価HPVワクチン(シルガード9)が定期接種になります。9才以上15才未満であれば2回の接種、15才以上であれば3回接種で、平成19年4月1日生まれまでの女性は公費対象です。4価… ▼続きを読む

ミレーナによる避妊効果の持続期間 (2023.02.27更新)
生理痛や過多月経の方に保険診療でミレーナを使う場合がありますが、避妊目的に装着(自費)されることもあります。添付文書では5年間で交換するようになっていますが、アメリカの多施設共同研究で、8年間の避妊効… ▼続きを読む

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